今回ドッグフードの中身を調べたのは、シンプリー社から販売されている「ピッコロ」です。
イギリスが原産国のシニア犬用のドッグフードです。総合食なので全犬種対応です!ドッグフードがおすすめできるものなのか、早く結論が知りたいという方のために、まずは私見による評価から…。
評価
ピッコロは小粒タイプなので、シニア犬はもちろん超小型犬でも食べやすいと思います。
ドッグフードの中身(原材料)では、特に危険と言われているものや気になる物は入っていない事がわかりました。また粗タンパク質も高めで、シニア犬に必要なたんぱく質をちゃんと補えるようになっているんですね。ただ高タンパク質なフードは、消化器系が弱っている犬や腎臓機能が弱っている犬には不向きな場合もありますので、愛犬の健康状態をきちんと把握した上で購入する事をおすすめします。
ただピッコロは、少しコストが高めなのが気になります…。価格は高めですが、自分の愛犬にも食べさせたいと思える良いドッグフードだと思いました!
ピッコロについて
ピッコロの工場は、イギリスにある、欧州ペットフード工業会連合(FED-IFA)の厳しい基準をクリアし、イギリスのみならず世界中から信頼を得ているペットフード専門の工場です。
また工場では、サプライヤーから届く原材料の品質テストを行ってから製造を始め、製造後には製品を粉砕して異常がないかスペクトラム分析にかけられ、12ヶ月間にわたり製品を保管し、出荷後の品質に問題がないかを確認しています。
さらにパッキングされた商品には、製造番号がつき、お客様のもとへ届くまであらゆる情報のトラッキングが可能に。
ちょっと、わかりずらい用語がありますが、欧州ペットフード工業会連合というベルギーの首都ブリュッセルにあるペットフードに厳しい基準を設けている機関があります。「ピッコロ」は、その元でドッグフードを製造しています。ヨーロッパは日本よりペットフードに関して厳しい基準があります。
スペクトラム分析とは、非常に簡単に説明すると、物体に光を当てて反射する波長の強弱を調べ、その強い場所がどこにあるかにより、含まれている成分を調べること。
ピッコロのこだわり
◎シニア犬に嬉しい栄養がたっぷり
食物繊維のペクチンが豊富なリンゴ、関節の健康維持をサポートするグルコサミンやコンドロイチン、リフレッシュ作用を促すハーブなどを配合。シニア犬の消化の負担になるとされているグレイン(穀物)は入っていません。
◎高たんぱく
良質なたんぱく質が含まれているチキンとサーモンを70%配合。年齢と共に気になるシニア犬の身体をサポートし、コンディションをしっかり維持することで、理想的な身体つくりにつながります。
◎低カロリー、脂質控えめ
愛犬がシニアになってくると、運動量の減少や食習慣の変化など色々と悩みは増えてきます。そんなシニア犬に必須となるのが、健康的な食事管理。ピッコロは、カロリーと脂質を抑えつつも栄養バランスは崩さず、おいしくしっかり健康維持ができるフードです。カロリーは100gあたり355kcal、脂質は15%に抑えています。
◎安心素材を使用
ピッコロは、原材料であるチキンやサーモン、野菜やフルーツなどすべてナチュラル素材を使用。人工的な香料や着色料などの添加物を使っていないため、シニアの体にも負担がかかりにくいのが特徴。
保存料も人工的なものではなく、ミックストコフェロールという自然由来の保存料を使用。
原材料・成分
◎原材料
骨抜きチキン生肉(29%)、骨抜き生サーモン(20%)、乾燥チキン(13%)、サツマイモ、ジャガイモ、エンドウ豆、乾燥サーモン(6%)、チキングレイビー(1%)、鶏脂(1%)、アルファルファ、乾燥卵、ミネラル類(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD)、グルコサミン1,780mg/kg、メチルスルフォニルメタン(MSM)1,780mg/kg、コンドロイチン硫酸1,250mg/kg、リンゴ、ニンジン、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、ホウレンソウ、クランベリー、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニスの実、コロハ
◎成分
・粗タンパク質…32.00%
・脂質…15.00%
・粗繊維…3.00%
・粗灰分…9.00%
・水分…8.00%
・オメガ6…2.50%
・オメガ3…0.80%
・カルシウム…1.50%
・リン…1.20%
・エネルギー…100gあたり約355kcal
コスト
100gあたり264円(通常価格:1.5kg 3,960円の場合)
※別途送料負担有。3個以上お買い上げで送料無料
いまWEBで定期コースを申し込むと、1袋10%off、最大で20%off(6袋以上購入の場合)で購入できるそうです。一般的な小売店からは購入できないです。
※掲載の情報は2018年11月現在のもので、今後販売価格や消費税額、在庫状況など変更になる場合があります。
ユーザーの声(ポジティブ)
なかなか与え続けたいと思うフードに出会えなかったので、使われている物、栄養面を考えるようになった今だからこそ、良さがわかるので、ずっと与えていきたいと思いました。
とても美味しいらしく、こちらが心配になるくらい勢いよくガツガツ食べていました。本人はとても気に入ったようです。朝からスッキリで良くなりました。
ユーザーの声(ネガティブ)
ピッコロは1.5kgと容量が大きすぎで、大型犬にはコスパが悪い
保存料を使っていないので、開封して3ヶ月しかもたないは短すぎる
※個人の感想であり、効果や効能等を保証するものではありません。
「ドッグフードの中身調べます.com」では、プレミアムドッグフードから量販店で販売されているドッグフードまで様々な種類のドッグフードの中身を調べました。当サイトのドッグフード評価は、原材料の安全性やコストなど総合的に独自で評価しています。(最高は★★★)
※コストは、100gあたりの概算です。